2021年08月15日

巡回展「先住民族アイヌは、いま」

大和高田市立図書館で開催されている巡回展「先住民族アイヌは、いま」を見に行った。今年4月から10月にかけて奈良県内8か所を巡っている。


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展示室ではパネル展示とアイヌの民具や衣装の展示、そして映像の上映が行われている。


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【チェㇷ゚ケリ】

「鮭の皮でつくった靴。滑らない工夫として、底部に鮭のひれがくるように作られている。」


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なるほど、確かに靴底に鮭の鰭がある。

今日は展示のほかに、出原昌志さんの講演「シャクシャインの戦い」もあり、30名くらいの人が集まって盛況だった。シャクシャインの戦いは日本史でも習う出来事だが、和人(日本)の側から見るかアイヌの側から見るかで、歴史的な位置づけや評価が大きく違ってくる。

歴史の叙述のあり方について、あれこれ考えさせられた。

posted by 松村正直 at 22:47| Comment(0) | 演劇・美術・講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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