1908(明治41)年に青函航路が開設された際、就航したのは「比羅夫丸」と「田村丸」という2隻の船であった。比羅夫丸は7世紀に蝦夷を征討した阿倍比羅夫、田村丸は平安時代に征夷大将軍になった坂上田村麻呂に因んで名付けられている。
こうした命名の方法に、最近関心がある。
例えば、沖縄にある米軍基地のキャンプ・ハンセン、キャンプ・シュワブ、キャンプ・コートニーなども、すべて沖縄戦で戦死したアメリカ兵の名前が付いている。
その意識のあり方に興味を覚えるのだ。
2021年06月09日
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