ホフマン窯の中は暗い。
右側の出入口から光が差し込んでいるが、ここも焼成中は煉瓦で密閉される。
窯の上部や斜め上には多くの穴が開いている。
これは燃料となる粉炭を入れるための「投炭口」。
下部の穴は煙道で、中央の煙突につながっている。
ダンパーによって煙道を開閉し、空気の流れをコントロールする。
煙道の開口部を覗くとこんな感じ。
ここから煙が排出されて中央の煙突を通って外へ出る仕組み。
窯は内側も外側もかなり劣化が進んでいる。
現在は登録有形文化財になっているだけだが、今後さらなる保存・活用が進めば良いと思う。
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