2021年04月10日

旧中川煉瓦製造所ホフマン窯(その2)


P1080912.JPG

ホフマン窯の中は暗い。

右側の出入口から光が差し込んでいるが、ここも焼成中は煉瓦で密閉される。


P1080915.JPG

窯の上部や斜め上には多くの穴が開いている。
これは燃料となる粉炭を入れるための「投炭口」。

下部の穴は煙道で、中央の煙突につながっている。
ダンパーによって煙道を開閉し、空気の流れをコントロールする。


P1080930.JPG

煙道の開口部を覗くとこんな感じ。
ここから煙が排出されて中央の煙突を通って外へ出る仕組み。


P1080931.JPG

窯は内側も外側もかなり劣化が進んでいる。

現在は登録有形文化財になっているだけだが、今後さらなる保存・活用が進めば良いと思う。

posted by 松村正直 at 21:22| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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