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人生の残り時間はいかほどか尿意で覚める冬の明け方
ほぼ同じこと繰り返す平日を歩いて駅の段差にころぶ
この先にどんな風景があったろう降りた列車をながく見送る
舗装路に落ちては死んでゆく雨のかがやきそれにしてもよく死ぬ
どのようになっても母は母なれどベランダに伸びて分葱(わけぎ)が青い
台本があればいいのに励ましの言葉はいつも棒読みとなる
思ったより元気だったとだけ伝え母についての話を終える
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イタリア映画の『自転車泥棒』を観て「どろぼうはいけないと思いました」みたいなコメントで、すみません・・・
今、母との日々を思い出しています。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます。肋骨のお怪我、大変ですね。お互いに気をつけましょう。
>ぽよさま
ご心配いただき恐縮です。幸い私は特にけがはしておりません。母は今、老人保健施設に入所中です。