2020年07月27日

岡部敬史(文)・山出高士(写真)『くらべる京都』


「くらべる」シリーズも6冊目。

今回は岡部氏のふるさと「京都」に関する様々なことが比べられている。「賀茂川/鴨川」、「西寺/東寺」、「衣笠丼/木の葉丼」、「東華菜館/レストラン菊水」など。

鴨川の「かわゆか」は「涼しそうに見えるけれど実は暑い」こともありますが、貴船の「かわどこ」は、北部の山中にあることもあり本当に涼しい。

京都に住んで19年になるけれど、三条大橋(昭和25年)より七条大橋(大正2年)の方が古いことや、「中二階」と「総二階」の違い、東大路通りに面した八坂神社の「西楼門」が正門でないことなど、この本で初めて知った。

千葉県鴨川市を流れる「加茂川」や伊豆の修善寺にある「渡月橋(とげつばし)」を京都の本家と比べているのも、独自の視点で面白い。

2020年3月4日、東京書籍、1300円。


posted by 松村正直 at 22:26| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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