茶室は渡り廊下を通って行った先にあり、窓からは隣接する天王寺公園の大きな池が見渡せる。なるほど、歌会をするには恰好の部屋だ。
三間続きになっていて襖を取り払えばけっこうな広さだが、さすがに90名は入らないだろう。普段の歌会はここを使って、茂吉が来た時などは大広間を利用したのかもしれない。
茂吉らの歌会開きし雲水寺にアララギに繋がる吾らの集ふ
昭和十年五月五日の憲吉忌茂吉文明ら雲水寺に集ひき
選火にも焼けず残りし雲水寺人手に渡り寺の名変へき
横山季由「天王寺七坂」(「現代短歌」2015年9月号)
茂吉らの歌会開きし雲水寺にアララギに繋がる吾らの集ふ
昭和十年五月五日の憲吉忌茂吉文明ら雲水寺に集ひき
選火にも焼けず残りし雲水寺人手に渡り寺の名変へき
横山季由「天王寺七坂」(「現代短歌」2015年9月号)