2020年06月13日

母の料理

母は料理が得意な人だったが、一人暮らしが長くなり、また認知症を患っていることもあって、今ではあまり自炊はしていない。それでも、僕が行けば何か食べさせないといけないと思うようで、料理をしてくれた。

自分で献立を考えるのは難しいようなので、冷蔵庫にあるものを見て、「〇〇を作って」などと言って様子を見る。お釜でご飯を炊いたり、魚を焼いたりするのは今でも普通にできた。


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昔は子どもに、その後は連れ合いに、ご飯を食べさせるのを喜びとしてきた人なので、ご飯を食べさせる相手のいない暮らしは張り合いがないことだろう。そんなことを思いつつ、ありがたくいただいた。


posted by 松村正直 at 11:06| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
永井陽子さんのお母さんと同じく、うちの老母も2年前に脳梗塞で倒れ、現在施設で81歳です。幸い後遺症は残らず、認知症もまだ大丈夫ですが、もう手料理は望めません。
松村さんのお母様のお料理、本当にいつもおいしそうですね(お腹が空いてきた・・・)。
Posted by 小竹 哲 at 2020年06月13日 17:12
今回永井陽子の歌を再読して、以前よりも母に関する歌が身に沁みて感じられるようになりました。
Posted by 松村正直 at 2020年06月15日 23:51
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