監督・製作・撮影・編集:想田和弘
製作:柏木規与子
観察映画第9弾。
精神科医の山本昌知医師の引退と、妻と過ごす日々を描いた作品。時おりモノクロで差し挟まれる前作「精神」撮影時の映像が、時間の経過を浮き彫りにする。
精神科医と患者との結び付きの強さが印象的だった。患者にとっては、どの医師でも良いのではない。長年診てもらっている安心感や信頼関係があってこそ、心の中を話すことができるのだろう。
京都シネマ、128分。
2020年06月06日
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