6月13日(土)に朝日カルチャーセンター芦屋教室で「永井陽子の歌と人生」という講座を行います。時間は13:30〜15:00。ご興味のある方はどうぞお越しください。
【音楽性に富んだ数々の名歌を生み出した歌人永井陽子。今年は48歳という若さで亡くなった彼女の没後20年にあたります。本講座では永井の残した歌の魅力を読み解くとともに、その人生をたどります。その上で、短歌の韻律、口語、私性といった問題についても考えてみたいと思います。】
https://www.asahiculture.jp/course/ashiya/d8167ae0-1a81-d047-7e54-5e379423bbf9
@「(百首歌は)卑官を嘆きつつ、みずからの内に架空の季節や人生を構築する」というのは、自身がリア充でなくてブログやインスタの内容を盛りまくる昨今のSNS事情とちょっとダブりました。
Aタテ書きの「葡萄耳人」を見て、歩く人を連想するの、面白いです!私は泳ぐクラゲを見て「無」という漢字を連想したことがありました。同じ方は何人もいらっしゃるかも。。。
B永井陽子さんの「この世の外(ほか)に鳴る風鈴を」は、河野裕子さんの「息が足りないこの世の息が」を想起しました。永井さんの中には、式子内親王の「玉の緒よ絶えなば絶えね」がずっと響いていたように思います。