2020年05月21日

松浦武四郎

六花亭の商品「十勝日誌」は、和綴じの本の形をしている。

   P1070771.JPG


表紙をめくると中が箱になっていて、マルセイバターサンドなど約20種類のお菓子が入っているという仕掛けだ。何とも素敵なアイデアだと思う。

 P1070773.JPG


「十勝日誌」を書いた幕末の探検家、松浦武四郎は「北海道」の名付け親としても知られている。松浦は北海道だけでなく樺太にも足を延ばしているし、和歌もたくさん詠んでいるので興味がある。

くものみねくづれても猶十勝が峰ソラチの岳のなをのこる見ゆ
あきもはや日数へにけんしべつ河せにつく鮭の色さびにけり
あさかぜに真帆はしらせて行く船は唐太さして島づたひせむ

生地の松阪市にある松浦武四郎記念館や、国際基督教大学の敷地内の保存されている書斎「一畳敷」など、いつか訪れてみたい。


posted by 松村正直 at 10:58| Comment(0) | 樺太・千島・アイヌ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。