2020年04月21日

松木武彦編著『考古学から学ぶ古墳入門』


このところ古墳に興味があって、あちこち見に行っている。見るだけでなく少しは知識も得ようと思って、この本を買った。古墳の役割や歴史、形状や構造、見るポイントなどが詳しく解説されている。

15万基以上という古墳の数は、日本のコンビニエンス・ストアの店舗総数の約3倍です。
仏教の伝来と公認によって思想が国際的に開明化したことが、前方後円墳を消滅させました。
デジタルの地理情報を容易に手に入れ、操作することができるようになったいまでは、それらを使って古墳を見つける試みも始まっています。

古墳の数が全国に15万基以上もあり、しかもまだ見つかっていない古墳もあるというのは驚きだ。

著者は古墳を愛してやまない人らしい。石室の撮影ポイントの一つに「天井」を挙げて「カッパ着用なら玄室の床に寝転がって撮る」と書いている。

いや、すごいな。一度やってみよう。

2019年6月11日、講談社、1500円。

posted by 松村正直 at 20:19| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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