2020年02月13日

松平盟子著『真珠時間』

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副題は「短歌とエッセイのマリアージュ」。

短歌誌「プチ★モンド」や読売新聞に連載したエッセイ300篇余りと、書き下ろしのエッセイ「光太郎とラリックをつなぐ「蟬」」を収めた一冊。約25年にわたる長い時間が含まれており、作者のその時々の感慨が読み取れる。

残し置くものに未練はあらざれどうすきガラスのこの醬油差し
      永井陽子『小さなヴァイオリンが欲しくて』
旅するといふは封印するごとしいちど旅したところはどこも
            小池純代『梅園』
胡瓜、胡桃、胡椒とこゑに数ふれば西域遥か胡の国いつつ
            渡英子『夜の桃』

2018年7月24日、本阿弥書店、2600円。

posted by 松村正直 at 20:37| Comment(0) | 歌集・歌書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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