2020年01月23日

蒲田正樹著『驚きの地方創生「木のまち・吉野の再生力』


副題は「山で祈り、森を生かし、人とつながる」。

河瀬直美監督の映画「Vision」から始まって、吉野の世界遺産登録、鬼フェス、木育(もくいく)授業、吉野杉の家、ゲストハウス「三奇楼」、木の子文庫、吉野スポーツクラブなど、様々な取り組みを紹介している。

ただ、多くの事例を取り上げている分、一つ一つの掘り下げ方が浅くて物足りない。うまく行っている部分だけを見ていても、地域活性化の本当の難しさは伝わらないのではないだろうか。

2019年7月1日、扶桑社新書、820円。

posted by 松村正直 at 08:40| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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