2019年02月03日
出版・本屋
先日、2018年の紙の出版物の販売金額が約1兆2900億円と、ピークだった1996年の約2兆6500億円の半分以下に落ち込んだとの記事が新聞に載っていた。20年間で半減という凄まじい減り方である。
もちろん電子書籍の普及という要因もあるのだが、その市場規模は約2500億円ということなので、それを加えても尋常でない減り方である。
全国の書店の数も約1万2000店と、こちらもピーク時の半分にまで減っている。私の生活圏内でも書店が潰れたり店舗面積が縮小したりといった傾向が目につく。
小さい頃から本が好きで本屋に入り浸り本屋で働いたこともある身としては、何ともいたたまれない気分になる。
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