2018年12月22日

京都市中央食肉市場


今日は「まいまい京都」主催のツアーで京都市中央食肉市場へ。牛や豚の屠畜から卸売までを一括して行う食肉流通の拠点で、今年4月に新装オープンしたばかり。

最初にセミナールームで施設の概要の説明を受け、その後、2階からガラス窓越しに解体作業を見学できるコースをめぐる。

生きた牛を連れて来て、ノッキング(眉間を銃のようなもので撃ち抜く)、放血、後ろ脚を吊るしてレールに掛け、皮を剥ぎ、頭部を切り落とし、内臓を出し、背割りして枝肉にするまで。

一頭あたり1時間程度で流れ作業で進んで行く。多い日は100頭以上の牛が解体されるとのこと。20人くらいの方がそれぞれの持ち場で手際よく作業しているのが印象的だ。解体に使うナイフを一頭ごとに熱湯消毒するなど衛生管理も行き届いている。

続いて、枝肉(半分になった胴体の肉)が保管されている冷蔵庫(庫内の温度は2度)へ。そこで、吊り下げられた枝肉を見ながら、肉の部位の名称や肉質の見方、A5などの格付けの方法についての説明を聞く。

最後に実際のセリ場を使ってのセリの模擬体験。モニターの金額を見ながら手元のリモコンを使って1円単位で入札していく。セリのやり方がよくわかって楽しい。

9:00〜12:00まで約3時間。
非常に内容の濃い見学会であった。


posted by 松村正直 at 20:06| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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