2018年10月06日
結社の会費
ある結社誌を読んでいたら、会費値上げのお知らせがあった。
ひと月あたり300円の値上げである。
1年間で3600円、会員が500名として年間180万円の増収になる。
お知らせには、会計が赤字続きであることが記され、過去3年の赤字額も書いてある。その額を見ると、値上げがやむを得ないことは明らかだ。
数年前、「塔」も会費の値上げをしたところなので、身につまされる。
毎月、結社誌を発行するのは大変なことだ。
編集の多くをボランティアで支えていても、収支は常に厳しい状況である。
もちろん、事務の効率化を図ったり、外部に委託できる部分を委託するといった改善を進める余地はあるだろう。でも、どんなに改善を進めたところで結社が儲からないことに変わりはない。
会員の高齢化の問題なども含めて、結社の運営は今後ますます難しくなっていくように思う。生き残っていける結社は、はたしていくつあるだろうか。
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