2018年09月21日
イルカショー(その1)
先日、久しぶりに京都水族館へ行った。
「京の川」(オオサンショウウオ)「オットセイ」「ペンギン」「京の海」「くらげ」など12のエリアに分かれた展示は見どころが多く飽きない。2012年に施設ができた時には「何で京都に水族館?」と思っていたのだが、行ってみるとやはり楽しい場所である。
今回、気になったのはイルカショーのこと。
「これまでにない芝居を交えた、新しい劇場型イルカパフォーマンス」という触れ込みで、単なるイルカショーではなく、「イルカとトレーナー、そしてパフォーマーが心を通わす姿をありのままに表現した」という内容になっている。
http://www.kyoto-aquarium.com/lalafin/
残念ながら、これがつまらない。
以前のイルカショーは、イルカが高くジャンプしたり、何頭ものイルカが同時にジャンプしたり、イルカの上に人が乗ったりと、ダイナミックで息をつく暇もないほどの迫力のあるショーだった。
それに対して今のイルカショーは、安っぽい芝居の合間に時々イルカがジャンプを見せる程度のもので、ショーとしては格段に劣っていると言っていいだろう。(それでも、遠足に来ている子どもたちは大喜びだったが)
なぜ、こんなことになったのか。
おそらく、近年、イルカショーに対する国際的な批判が高まっていることが背景にあるのだと思う。
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