2018年03月03日

おかべたかし・文、山出高士・写真 『くらべる時代』



昭和と平成で変わったもの34点を取り上げて、写真付きで解説した本。
例えば、

 子どもの楽園が「昭和の屋上」
 都会のオアシスが「平成の屋上」
 卵でしっかり巻いたのが「昭和のオムライス」
 とろとろ卵を乗せたのが「平成のオムライス」
 板ガムが「昭和のガム」
 粒ガムが「平成のガム」
 白いのが「昭和の日傘」
 黒いのが「平成の日傘」
 籠を使ったのが「昭和のフルーツ盛り」
 箱を使ったのが「平成のフルーツ盛り」

など。見開きに2枚の写真を並べて見せてくれるので、非常にわかりやすい。

昭和と平成の変化のポイントとして「定番がなくなった」ことが挙げられていて、なるほどと思った。「昭和のラーメン」はある程度誰もがイメージできるのに対して、「平成のラーメン」は多種多様なのである。

この「くらべる」シリーズ、実におもしろい。

2017年3月1日、東京書籍、1300円。

posted by 松村正直 at 20:19| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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