今年は短歌総合誌からの原稿依頼が多く、作品257首、時評19本、書評9本、評論3篇などを発表した。他にも「塔」や歌会に出した歌もあるので、1年で360首くらい発表したことになる。
これまでの作品発表の数(総合誌等からの依頼分)を見てみると
2009年 19首
2010年 67首
2011年 25首
2012年 10首
2013年 30首
2014年 55首
2015年 135首
2016年 127首
2017年 257首
となっている。文章の依頼ばかりで作品の依頼がほとんど来なかった時期が長く、2012年などわずかに連作一つを発表しただけである。その頃に詠んでいた歌は『風のおとうと』に入っているが、特にレベルが低かったわけではないと思う。たまたま(?)原稿依頼が来なかっただけのことだ。
だから、他人から認められようが認められまいが、諦めず、腐らず、こつこつと詠み続けていくしかない。短歌を始めて20年になるが、そのことを一番強く感じている。