2017年09月28日
歌の組み方
短歌雑誌を見ていて気になることがある。
例えば「角川短歌」10月号。
巻頭は春日真木子「夢見る力」31首。
最初のページにタイトル・氏名と2首、次のページは5首、その後は6首が4ページ続く。2+5+6×4=31首というわけだ。
ここで問題なのは、最初の2ページとその後の4ページで、歌の間隔が異なっていること。最初の見開きはゆったり組まれているのに対して、次の見開きでは少し狭くなっている。
測ってみると最初の見開きの歌と歌の間隔は約1.8センチ。それが次の見開きでは約1.4センチになっているのだ。大したことではないかもしれないが、読む時に微妙に速さが変ってしまう。できれば最初から最後まで同じ間隔で統一して欲しい。
この31首というのには何か理由があるのだろうか。短歌が31音だから?
むしろ2+5×5=27首にでもした方が、よほどすっきりすると思うのだが。
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