2017年07月10日

ベルリンと樺太


『永田和宏作品集T』(第1歌集『メビウスの地平』〜第11歌集『日和』を収録)の初句索引を見ていると、いろいろな発見がある。

その一つはこれ。

  P1050758.JPG

 樺太に行きしことなし樺太と同じ緯度なるベルリンに飲む
                      『日和』

永田さんに樺太の歌があったとは!
『日和』はもちろん読んだことがあるのだが、当時は樺太に関心がなかったのでノーチェックだったのだろう。

いやいや、ぜひ樺太に行きましょう。

ヨーロッパの緯度が日本に比べて高いことは、よく知られている。
主要な都市の緯度を比較してみると、

  ベルリン・・52度
  ロンドン ・・51度
  パリ ・・・・・48度
  札幌・・・・・43度
  ローマ ・・・41度
  青森・・・・・40度
  東京・・・・・35度
  鹿児島・・・31度
  那覇・・・・・26度

といった感じになる。

樺太の緯度は45度〜54度。戦前のソ連と日本との旧国境線が北緯50度なので、ベルリンは緯度だけから言えば樺太でも「北樺太」(ソ連領)の方に位置するわけだ。

ちなみに、京都の四条通りには北緯35度の碑が立っている。

posted by 松村正直 at 08:28| Comment(0) | 樺太・千島・アイヌ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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