
あべのハルカス美術館で開催されている「マティスとルオー」展へ。
国立美術学校の同級生だったアンリ・マティスとジョルジュ・ルオー。2000年代に入って発見された往復書簡を元に、約半世紀にわたる二人の親交をたどる展覧会である。
展示されている作品はルオーが7割くらい。黒の線の力強さに惹かれる。中でも『悪の華』のシリーズ12点、『気晴らし』のための原画15点が印象に残った。タロットカードみたいな感じがする。
マティスでは『ジャズ』の20点が良かった。戦後すぐの作品なのに、非常に現代的でオシャレである。