2017年03月17日

洞窟と私

高校2年の時に一週間ほど東北を一人で旅行したことがある。その時に、岩手県にある滝観洞(ろうかんどう)という鍾乳洞に行った。全く知らない所だったのだが、地元の方とたまたま話をしていて「龍泉洞と安家洞に行く」という話をしたところ、この近くにも鍾乳洞があると言って教えてもらったのが滝観洞であった。

この鍾乳洞が実に素晴らしくて、それ以来すっかり洞窟好きになってしまった。名前からもわかるように、一番奥まで進むと大きな滝が流れ落ちている。その美しさに見惚れて30分ばかりボーっと滝を眺めていた。

すぐ近くには白蓮洞という柳原白蓮にちなんで名付けられた鍾乳洞もあり、そちらは途中這いつくばって進むような箇所もあって、なかなかハードな洞窟であった。どちれも忘れられない思い出である。

あれから30年。

鍾乳洞や熔岩洞窟、さらには防空壕、地下壕、鉱山、石切場など随分とたくさんの地下空間を訪れてきた。新婚旅行で沖縄へ行った時も、絶好のチャンスとばかり「海軍司令部壕」や「玉泉洞」に行って、今から思うと妻をあきれさせたのであった。

posted by 松村正直 at 07:00| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。