2017年02月07日

映画 「沈黙―サイレンス―」

監督:マーティン・スコセッシ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、浅野忠信、窪塚洋介、イッセー尾形、塚本晋也ほか
原作:遠藤周作

拷問や処刑の生々しさに、まずは目を奪われる。

人間の強さとは何か、弱さとは何か、何が正しいことなのか、自分だったらどうするか。162分という長さを感じさせずに引き込まれる内容であった。映画が終った後も、繰り返し問い掛けられる感じがする。

映画の中で宣教師が日本語を覚えようとしないという話が出てくるが、この映画もまた多くのやり取りは英語で行われている。考えてみればこれは非常に根深い問題かもしれない。

MOVIX京都、162分。

posted by 松村正直 at 05:04| Comment(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日、私も見てきました。
答えの出ない問いを
何度も考えてしまう作品です。
スコセッシ監督の作品は
画面の作りがとても精巧で
見応えがありますね。
映画の感想も楽しみにしています。
Posted by 小田桐夕 at 2017年02月07日 23:24
小田桐さん、コメントありがとうございます。
かなりずっしりとした問いを与えられる作品でした。

映画ももっと見たいと思うのですが、気持ちにゆとりがないと落ち着いて見られませんね。けっこう見逃してしまって悔しい思いをしています。
Posted by 松村正直 at 2017年02月09日 09:15
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