2017年01月31日

映画 「エゴン・シーレ 死と乙女」

監督:ディーター・ベルナー
キャスト:ノア・サーベトラ、マレシ・リーグナー、ファレリエ・ペヒナー
オーストリア・ルクセンブルク合作。

28歳の若さで亡くなったオーストリアの画家エゴン・シーレの半生を描いた作品。モデルにもなった妹ゲルティとの関係は、正岡子規にとっての律や宮沢賢治にとってのトシ子を思わせる。

19世紀末から20世紀初頭にかけてのウィーンの繁栄ぶりや、第一次世界大戦の影などの歴史も感じられて良い映画であった。

「エゴン、エゴン」と叫ぶヴァリの声が耳に残る。

京都シネマ、109分。

posted by 松村正直 at 08:26| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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