監督:ディーター・ベルナー
キャスト:ノア・サーベトラ、マレシ・リーグナー、ファレリエ・ペヒナー
オーストリア・ルクセンブルク合作。
28歳の若さで亡くなったオーストリアの画家エゴン・シーレの半生を描いた作品。モデルにもなった妹ゲルティとの関係は、正岡子規にとっての律や宮沢賢治にとってのトシ子を思わせる。
19世紀末から20世紀初頭にかけてのウィーンの繁栄ぶりや、第一次世界大戦の影などの歴史も感じられて良い映画であった。
「エゴン、エゴン」と叫ぶヴァリの声が耳に残る。
京都シネマ、109分。
2017年01月31日
この記事へのコメント
コメントを書く