道路に面した二王門が大きいのに驚く。知恩院の三門、南禅寺の三門とあわせて「京都の三大門」と呼ばれているらしい。
五重塔。
見る角度によって随分と印象が変わるので、写真に撮るのが難しい。
国宝の金堂。
境内は広々としているけれど、観光客の姿は少ない。
金堂の屋根に載っている可愛いやつ。
仁和寺のホームページを見ると「よくあるご質問」の中に
Q 金堂の屋根瓦に、亀の上に乗った人の瓦がありましたが、何かの象徴でしょうか?
A 黄安(こうあん)という仙人です。亀は3000〜4000年に一度、水面に顔出すといわれ、黄安はその亀を3〜4回見たそうです。永遠の象徴として安置されています。
と書いてあった。なるほど。
帰りは京福電気鉄道(嵐電)の「御室仁和寺駅」から電車に乗る。
駅名表示が昔の「御室駅」のままになっているのを発見。
しかも旧字体だ。
京都に古くから住む人にとっては「御室」=「仁和寺」なのであるが、観光客には「御室駅」では仁和寺の最寄り駅だとわからない。だから駅名は仕方なく「御室仁和寺駅」に変えたものの、駅名板は変えずに残しておく。このあたりに京都人らしさが表れているように感じる。
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