2016年11月06日

斎藤潤著 『ニッポン島遺産』

著者 : 斎藤潤
実業之日本社
発売日 : 2016-07-30

日本には6852の島があるらしい。その中から、礼文島、八丈島、小豆島、屋久島、西表島など40の島を取り上げて、祭や民俗、文化、産業、自然、名産品などを紹介した本。

島の様々な魅力を紹介するだけでなく、著者は新たな活用方法の提言もしている。

戦没者慰霊公園を整備して、明暗併せもつ硫黄島の歴史を学ぶ場にできないか。ジャンボ機が離発着できる巨大な空港もあるのだから、貴重な領土の利用をもっと考えてはどうだろう。(硫黄島)
閉山時にぼくが夢見たツアーが、現実のものとなったのだ。期日や人数に制限があるし、さすがに立坑を降りることもできないが、元炭鉱マンがガイドするということもあって、かつての炭鉱の様子を堪能できるだろう。(池島)

カラー写真がふんだんに使われていて楽しい。
眺めていると、あちこちの島に行きたくなってくる。

2016年8月10日、実業之日本社、1600円。

posted by 松村正直 at 07:16| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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