2016年08月10日

和中庵(その1)

現在、特別公開中の和中庵(わちゅうあん)を見に行く。
場所は左京区鹿ケ谷。
哲学の道から少し山側に入った所にある。

近江商人の藤井彦四郎の邸宅として、昭和初期に建てられたもので、現在はノートルダム女学院中学高等学校の所有となっている。

主屋は取り壊されて現存しないが、スパニッシュ様式の洋館、入母屋造りの奥座敷、蔵、茶室が残っている。このうち、今回公開されたのは洋館と奥座敷の2つ。

 P1050191.JPG

洋館の外観。青空と山の緑に映えて美しい。
かつては写真手前に主屋があり、洋館と渡り廊下でつながっていたとのこと。

 P1050199.JPG

1階の応接室。
窓から入る日差しが明るい。

   P1050198.JPG

2階へ上る階段の踊り場。
窓のデザインや装飾などがおしゃれである。

 P1050194.JPG

洋館の2階から、山側に立つ奥座敷の1階へと渡り廊下がつながっている。山の傾斜を巧みに利用して建物を配置し、庭や川が作られているのだ。これは、渡り廊下から見た洋館の姿。この廊下の下は谷になっていて、かつては水が流れていたようである。

posted by 松村正直 at 17:59| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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