饕餮と聞いて思い出すのは、高島裕歌集『饕餮の家』。
饕餮の家こそ見ゆれ、かなしみの霧ふかき野に光る眼がある
というのが巻末の一首だ。
あとがきには
饕餮は中国古代の伝説の怪獣である。『山海経』に「その状は羊の身の如く、人面、目が腋の下にあり、虎の歯、人の爪、その声は嬰児のやう・・・これは人を食ふ」とあるのがそれだといふ。殷周期の青銅器に施された獣の文様が饕餮文と呼ばれてゐることは、よく知られてゐる。
と記されている。
というわけで、饕餮に会いたい人は泉屋博古館へどうぞ。
饕餮の家こそ見ゆれ、かなしみの霧ふかき野に光る眼がある
饕餮は中国古代の伝説の怪獣である。『山海経』に「その状は羊の身の如く、人面、目が腋の下にあり、虎の歯、人の爪、その声は嬰児のやう・・・これは人を食ふ」とあるのがそれだといふ。殷周期の青銅器に施された獣の文様が饕餮文と呼ばれてゐることは、よく知られてゐる。
そうでないと、コピーしてググらなければです。
泉屋博古館も。
早速に「こんな夜更けにバナナかよ」買いました。
読みました。
うーん、予想上回るドキュメント。介助される側、する側、それぞれの言葉が印象に残ります。
結構分厚いのに一気読みしました。