中国の古美術を中心とした住友家のコレクションが収蔵・展示されている美術館である。
現在、「上島鳳山と近代大阪の画家たち」という特別展を開催中。
上島鳳山の代表作「十二月美人図」は、会期の後半ということで、六月から十二月の6枚が展示されていた。「十二月 雪路」が今回見た絵の中で一番の美人。
常設展は中国の青銅器。4部屋にわたって、相当な数の青銅器が展示されている。第1室の「青銅器名品選」に展示されている「虎卣」(こゆう)は紀元前11世紀、商(殷)後期のもの。
虎が人を食べている!のではなく、人を抱えて守っているらしい。2本の脚と尻尾で立つデザインが可愛らしく、虎というより招き猫かトトロのようでもある。
係員の方の説明によると、もともと一対のもので、もう一つはフランスにあるとのこと。調べてみると、パリのチェルヌスキ美術館に収蔵されている。
http://www.cernuschi.paris.fr/fr/collections/vase-you-en-forme-de-felin
いつか2頭の虎が出会う日が来るといいなと思う。
なぜか顔ハメ。
顔の角度が難しかった。
5月に九州国立博物館の『始皇帝と大兵馬俑展』を見に行ったときに、獣面の帯留めがありました。シンプルな輪っか型に鳥の頭がちょこんとついているのとかも。どれも金色でおしゃれだなあ〜!と思って見てました。なんで昔にそういうものがつくれるのかふしぎ。
松村さん、顔はめ写真おもしろすぎです。こんなに真面目に取り組むものなのですか。ツイッターだったらもう要らんってくらい、いいね!ってきますよ。たぶん。