不思議に思って調べてみると、かつては「人」字型の線路の北に向って伸びる路線があり、一畑薬師の麓まで続いていたことがわかった。
一畑電車はその名の通り、元は一畑薬師への参詣路線であったのだ。
昨日、現代歌人集会春季大会のあと松江に泊まったので、今日はついでに一畑薬師へ行ってみることにした。まず「松江しんじ湖温泉」駅から「一畑口」駅まで電車に乗る。

「一畑口」駅の北側の風景。
この錆びた線路が、かつては一畑薬師の麓まで続いていたわけだ。

「一畑口」駅では目玉おやじがお出迎え。
左手は一畑薬師の方角を指している。
駅から北へ約4キロの道のりをたどっていくと、一畑薬師の麓に着く。
そこから本堂までは、約1300段の石段が続いている。

石段のスタート地点に立つ目玉おやじ。
けっこうな山登りである。

石段はすり減って、ところどころスロープのようになっている。
途中には人家もあり、草取りをしているおばさんに挨拶した。
まだ本堂に着かない・・・暑い・・・疲れた・・・
こんなところがあるんですねえ。暑いなか、ご紹介ありがとうございました。
松江の講演会、聴きに行けず残念でした。日帰りだと帰りの便がなかったので。地図で見るととても近いのですけれど。
目玉おやじとか鬼太郎はとっとりのものだと思っていましたが、共有してる?のかなあ。
水木家のお手伝いさんだった「のんのんばあ」が一畑薬師の熱心な信者で、水木しげるも幼少の頃に連れて来られたそうです。
水木マンガの中から「目玉おやじ」が選ばれたのは、きっと「目」の薬師さんだからでしょう。
そうですか。そういういきさつがあるんですね!
「目玉おやじ」の誕生は小さい頃のそんな思い出と関係があるのかもしれないですね。