立誠シネマで、同じ監督の作品の2本立てを観る。
2本立ての映画を観るのは、随分と久しぶりだ。
「パンドラの匣」
原作:太宰治
監督・脚本:冨永昌敬
出演: 染谷将太、川上未映子、仲里依紗、窪塚洋介、ふかわりょう他
2009年、94分。
「ローリング」
監督・脚本:冨永昌敬
出演:三浦貴大、柳英里紗、川瀬陽太
2015年、93分。
1945年から46年にかけての結核療養所(健康道場)を舞台にした前者と、現代の水戸を舞台にした後者。内容も全く違うのだが、どちらもキャストの魅力が十分に出ている作品であった。
たった一つだけ共通点はあるとすれば、それは「役に立たない余計者」という意識だろう。これは、両方を続けて観たから気づいたことである。
2016年04月13日
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