馬塚(平経正の馬が葬られたところ)、両馬川(平忠度と岡部忠澄が戦ったところ)の石碑を過ぎる。

これは、忠度の右腕を埋めたと伝えられる腕塚神社。
近くには忠度の亡骸を埋葬した忠度塚もある。
何か食べようと思って、駅の南側にある魚の棚(うおんたな)商店街へ。
アーケードの天井から色とりどりの大漁旗が垂れ下がり、地元の方や観光客で賑わっている。魚屋さんが多い。

せっかくなので明石名物の玉子焼(明石焼)をいただく。
出汁につけて食べるとろとろのたこ焼きだ。
年季の入った木の板に載せられていて、実においしい。
少し歩いてみただけでも、古代から中世、現代に至るまで、歴史を感じさせるスポットに次々と出会う。海と山に挟まれて町の輪郭もはっきりしていて気持ちいい。
こんな町に住んだら、きっと楽しいだろうな。