2015年10月31日

COMMUNITY TRAVEL GUIDE VOL.1 『海士人』


副題は「隠岐の島・海士町 人々に出会う旅」。

総勢138名の海士町の人を取り上げた観光ガイドブック。「COMMUNITY TRAVEL GUIDE」というシリーズの1冊で、人に焦点を当てたユニークな内容となっている。他にも「福井人」「三陸人」「大野人」「銚子人」などが刊行されているようだ。

5年前に隠岐の中ノ島(海士町)に旅行して以来、この町について書かれた本を見つけると読むようにしている。

島のあちこちで見かける、この町のスローガンは「ないものはない」。
この言葉には2つの意味が込められています。
一つは、「ないものはない、なくてよい」という意味。(…)
もう一つは、「ないものはない、大事なことはすべてがここにある」という意味。

こうした発想の転換が、町起こしには不可欠なのだろう。無いものねだりをするのではなく、その土地にあるものを大事にするのである。

2012年6月1日発行、英治出版、800円。

posted by 松村正直 at 10:53| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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