2015年09月30日

稚内―コルサコフ航路の存続問題

今年の夏のサハリン旅行で利用した「稚内―コルサコフ」の定期フェリーの存続が危ぶまれている。

「稚内―サハリン定期フェリー、17年の運航に幕」
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO91857470X10C15A9L41000/

1999年から運航を行ってきたハートランドフェリーが今年限りで撤退することになり、来年以降、稚内市が新会社を設立して運航を引き継ぐ方向で検討中となっている。

ピーク時に比べて旅客は34%減、貨物は97%減と大幅に落ち込んでおり、日本とロシアの関係が改善されない限り、当分はこうした状況が続くだろう。

戦前の「稚泊航路」を引き継ぐ歴史ある航路だけに、何とか存続してほしいと思うが、見通しはあまり明るくないようだ。

posted by 松村正直 at 19:24| Comment(0) | 樺太・千島・アイヌ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。