2015年09月14日

下村宏のこと

映画「日本のいちばん長い日」には、終戦時に情報局総裁であった下村宏も登場する。彼は政治家であるとともに、海南という号を持つ「心の花」の歌人でもあった。

私は今までに2度、この下村海南について文章を書いたことがある。

1度目は、『高安国世の手紙』を書いた時。高安の甲南高校時代の親友下村正夫がこの海南の息子であったのだ。高安の母やす子も歌人だったので、その紹介もあり、高安は兵庫県の苦楽園にあった海南の邸宅を何度も訪れている。
http://matsutanka.seesaa.net/article/387139189.html

2度目は「樺太を訪れた歌人たち」の連載をした時。海南は昭和16年に講演のために樺太を訪れ、狭心症の発作で倒れている。一時は死を覚悟するほどの容態であった海南がもしこの時に亡くなっていたら、終戦をめぐる歴史も変っていたかもしれない。
http://www.ac.auone-net.jp/~masanao/karafuto-21.pdf
http://www.ac.auone-net.jp/~masanao/karafuto-22.pdf

posted by 松村正直 at 06:20| Comment(2) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
現代短歌の連作、拝読いたしました。
1つのテーマであんなにたくさん詠めるのですね。
時間、場所、ルート、etc.色んな視点があることに私は中々及ばないので、おおぉぉ・・・でした。
「午前3時・・」の「・・ハムはいななく」を思い出しました。それと一連の「人魚」も。
こちらも少し秋風です。
Posted by 豚肉を揚げる音 at 2015年09月15日 00:32
「肉について」お読みいただきありがとうございます。『午前3時を過ぎて』以降も何度か詠んできたテーマなのですが、なかなか「これで詠い切った」という感じになりません。
難しいものですね。
Posted by 松村正直 at 2015年09月15日 06:21
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。