2015年06月03日

栗原邸

この前の日曜日、京都市山科区にある栗原邸(旧鶴巻邸)が一般公開されるというので、見学に行ってきた。場所は地下鉄「御陵」駅から北へ歩いて10分ほど。近くには琵琶湖疎水が流れている。

栗原邸は本野精吾(もとの・せいご)が設計し、昭和4年に竣工したモダニズム建築。数年前から修復を続けていて、今年は4日間限定の公開であった。

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玄関部分。丸い柱が何ともオシャレである。

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階段部分。建物は3階建で、全部で10室くらいある。

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玄関の上にあるサンルーム。ガラス窓の外の緑が美しい。

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北側から見た建物の全景。

建物を一通り見た後で、ギャラリートーク(約1時間)を聴いた。笠原一人氏は建築家・本野精吾についての話、玉田浩之氏は占領軍による接収住宅と栗原邸の修復作業の話。

二人とも多くの資料を示しながら、私たちにもわかりやすく話してくださり、とても充実した時間であった。

posted by 松村正直 at 17:12| Comment(0) | 旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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