2015年05月20日

稚内―コルサコフ航路の存続

今年限りで廃止の予定だった稚内―コルサコフ航路ですが、稚内市が民間企業と共同で新会社を設立して、航路を存続させることになりそうです。

「稚内−サハリン間の赤字航路を存続へ 市主体で民間と新会社つくり継承」というニュース記事を見つけました。とりあえず良かったです。ただ、観光にしろビジネスにしろ、サハリンへ渡る人が増えない限り、根本的な問題解決にはつながらないのでしょう。
http://www.sankei.com/economy/news/150430/ecn1504300039-n1.html

 赤字を理由に今年限りの運航廃止が決まっている北海道稚内港とロシア極東サハリン南部コルサコフ港を結ぶ定期フェリーについて、稚内市は30日、民間会社と共同出資して新会社を設立し、現在の運航会社から航路を引き継ぐ方針を明らかにした。
 稚内市によると、新会社は現在の運航会社のハートランドフェリー(札幌市)から同航路で使用している貨客船を購入し運航する方針。船を外国船籍に切り替えたり、乗組員を外国人にしたりすることでの経費削減を検討している。運航期間を現在の夏季(6〜9月)のみから拡大する案もあるという。
 稚内市は具体的な内容について6月の定例市議会までに示す方向で調整している。北海道への支援も要請しており、道は市の具体策を見極めたうえで対応を判断するとしている。
 同航路は1999年に開設。赤字が続き、昨年9月にハートランドフェリーが今年限りでの撤退を決め、稚内市は存続に向けて道などと協議してきた。

posted by 松村正直 at 06:27| Comment(0) | 樺太・千島・アイヌ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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