2015年04月25日

『金井美恵子エッセイ・コレクション』

書店で見かけた『金井美恵子エッセイ・コレクション』(全4巻、平凡社)を立ち読みしていたら、第3巻に「たとへば(君)、あるいは、告白、だから、というか、なので、『風流夢譚』で短歌を解毒する」が収録されていた。歌壇でも話題になった文章だ。

さらに、「歌の人々、あるいは『風流夢譚』事件とその周辺」という文章も、新たに書き下ろしで収められていた。これは、「たとへば(君)・・・」についての歌壇からの反応を受けて書かれたもので、私が書いた角川「短歌」2012年9月号の歌壇時評にも触れている。

何だかひどく懐かしい。

この機会に、以前このブログに書いた金井美恵子関連の記事を挙げておこう。

角川「短歌」9月号(2012年8月24日)
 http://matsutanka.seesaa.net/article/387138875.html
金井美恵子と短歌(2012年9月3日)
 http://matsutanka.seesaa.net/article/387138885.html
続・金井美恵子と短歌(2012年9月16日)
 http://matsutanka.seesaa.net/article/387138898.html
金井美恵子論に対する反応(2012年11月26日)
 http://matsutanka.seesaa.net/article/387138961.html
続・金井美恵子論に対する反応(2012年12月15日)
 http://matsutanka.seesaa.net/article/387138981.html

『金井美恵子エッセイ・コレクション』(3)が出たのは2013年10月のこと。今から一年半も前の話だ。もう少し早く読んでおけば良かったなあ。

posted by 松村正直 at 06:45| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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