歌の批評には敬語を一切使わないのがいい。内容をずばずば批評し合うのがいいね、歌を批評し合う会なのだから。
道徳的でないことを仮にするとする。人間だからあり得る。その人がそういう歌を作っても、歌として良くさえあればいい。
よい歌が選ばれず、悪い歌が採られるようであれば結社の歌は駄目になる。
人生をいきてゆく間には実際、苦しいことも悲しいこともある。しかし、短歌を作ることによってそういう苦しみ、悲しみも一つの味わいとして受けとることができる。
歌は君、言い方だからね。どう言うかで決まる。見たところはみな同じなんだから。
一つ一つ、なるほどと頷きながら読んだ。
ご紹介頂いた「作歌のヒント」はいつも目を通せるように手元に置いています。読み手の想像と創造を狭めない丁寧な講義のようです。で、息抜きは「3時」で。
それぞれが目から巨大なウロコ剥落状態。
色んなジャンルの書籍の紹介はとても有り難いです。
助かります。
歌集・歌書以外の「色んなジャンルの書籍」はかなり個人的な趣味ですので、あまり参考になさらないように(笑)。