2015年02月25日

はだかの自分

大会社から独立して起業した主人公が、なじみの得意先に挨拶に行くと、「えっ?本当に辞めちゃったの?○○社の課長ということでこれまでお付き合いしてきたんで、今後はちょっと・・・」などと仕事を断られてしまう。

そんなシーンが小説やドラマではよくある。

あれは、なかなかいいものだな。一見、「世の中そんなに甘くないよ」というだけの話のように見えるけれど、そうではない。主人公がそこで「はだかの自分」に気付くというのが大事なことなのだろう。

はだかの自分の非力さを思い知らされるというのは、きっと何よりも得難い体験であるにちがいない。

posted by 松村正直 at 21:15| Comment(0) | メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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