2015年02月21日

シンポジウム「国内植民地の比較史」

同志社大学今出川キャンパスで開催されたシンポジウム「国内植民地の比較史」に参加してきた。全部で4つの報告があり、コメントや質疑応答も含めて刺激的な内容であった。

・天野尚樹(北海道大学)
    「植民地・辺境・国内植民地:近代サハリン島の歴史的経験」
・崎山直樹(千葉大学)
    「内国植民地からの脱却をめざして:近代アイルランドの苦闘と
     植民地近代性の罠」
・中山大将(北海道大学)
    「境界地域サハリン島:亜寒帯植民地樺太の移民社会形成解体史
     研究の位置と意義」
・富田理恵(東海学院大学)
    「ヘクターの国内植民地論:スコットランド史の観点から」

サハリン(樺太)に興味があって参加したのだが、アイルランドやスコットランドの話も面白かった。別の地域と比較することで、ものを見る視野が大きく広がるのを感じた。

posted by 松村正直 at 20:22| Comment(0) | 樺太・千島・アイヌ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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