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やさしい鮫日記
松村正直の短歌と生活
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2015年02月13日
あゝそれなのに
映画『喜びも悲しみも幾歳月』を見ていたら、昭和12年、長崎県五島列島の女島(めしま)灯台に勤務する主人公が同僚と一緒に「あゝそれなのに」を歌うシーンがあった。
♪ ああ、それなのにそれなのに、ねえ、おこるのはおこるのはあたりまえでしょう
「あゝそれなのに」は作詞:星野貞志(サトウハチロー)、作曲:古賀政男。昭和11年に発売され、翌12年に映画の挿入歌となると40万枚とも50万枚とも言われる大ヒットとなった曲である。
茂吉の歌に登場することからも、そのヒットぶりが窺える。
鼠の巣片づけながらいふこゑは「ああそれなのにそれなのにねえ」
斎藤茂吉『寒雲』(昭和15年)
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posted by 松村正直 at 06:57|
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