2014年09月14日

映画「クライマー」

副題は「パタゴニアの彼方へ」。

南米パタゴニアに聳え立つ氷の塔のような「セロト―レ」(3102m)。
この山にフリークライミングによる登頂を目指すデビッド・ラマの3度にわたる挑戦を描いたドキュメンタリーである。

断崖絶壁を登っていくシーンには圧倒的な迫力があるし、麓の村やベースキャンプでデビッド・ラマが見せる表情も愛嬌があって良い。フリークライミングの技術にも素晴らしいものがある。

けれども、山登りについて書かれた本などに比べて、それほど心には残らなかった。ヘリコプターを使っての撮影や、別ルートから登ったクルーによる至近距離からの撮影など、ある意味では舞台裏の様子も映されるので、それが感情移入を妨げてしまうのかもしれない。

MOVIX京都、103分。


posted by 松村正直 at 13:13| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。