2014年08月02日

小林朋道著 『先生、キジがヤギに縄張り宣言しています!』


副題は「[鳥取環境大学]の森の人間動物行動学」。
シリーズ第5弾。

こういうシリーズものは、だんだんつまらなくなっていくのが普通だが、このシリーズは安定して面白い。今回登場する生き物は、コゲラ、スズメ、クマノミ、ヒトデ、デバスズメダイ、イソギンチャク、フェレット、クサガメ、イシガメ、ヤモリ、ヒメネズミ、フトミミズ、ヨコエビ、アカネズミ、ニホンジカ、ホンドモモンガ、ヒヨドリ、キジ、ヤギなど。

求愛時やカップルの絆の維持強化に、親子の給餌行動が借用されるのは、ニワトリ以外の、多くの鳥や哺乳類でも見られることだ。人間で見られるキスも、親が幼児に、口から口へ食べ物を与える行動に由来する、と考える研究者もいる。

人間の行動もこんなふうに説明されると、実に面白い。
あれこれ想像が広がっていく。

2011年4月1日、築地書館、1600円。

posted by 松村正直 at 11:32| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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