本郷義浩氏は、現在(二〇一一年)、大阪の毎日放送で「水野真紀の魔法のレストラン」などのテレビ番組のプロデューサーを務めるほか、「あまから手帖」にコラム「Pの細道」を連載するなど、多忙な日々を送っている。
その本郷さんが、先日、本を出したのでご紹介。
高安国世の『新樹』(1976年)には「本郷義武を悼む」という一連がある。
体弱き妹にかまくる父なれば甘ゆる義浩君を見ざりき
こらえいる小さき拳を見たるのみかく早くその父をうしなう
こんな歌を知っているだけに、現在の活躍ぶりを嬉しく思う。
本郷義浩氏は、現在(二〇一一年)、大阪の毎日放送で「水野真紀の魔法のレストラン」などのテレビ番組のプロデューサーを務めるほか、「あまから手帖」にコラム「Pの細道」を連載するなど、多忙な日々を送っている。
体弱き妹にかまくる父なれば甘ゆる義浩君を見ざりき
こらえいる小さき拳を見たるのみかく早くその父をうしなう
いつか『高安国世論集成』のような本が作られて、その中に本郷さんの論も入ると良いのですが。