2013年12月22日

短歌往来」2014年1月号

今月から新しい連載が2つ始まった。
一つは島内景二「短歌の近代」。
古代文学と現代短歌の両極から光を当てることで、近代短歌の志と限界をあぶりだす。
現代短歌が、真の開花と結実の季節に向かうためには、近代短歌が乗り越えたと思い込んでいる「和歌文化」の長所と短所を、今一度、再確認しておく必要があると思う。

このあたり、私がちょうど興味を持っているところでもあるので、今後の連載が楽しみである。

もう一つは及川隆彦「編集者の短歌史」。
ながらみ書房の社長であり、「心の花」の歌人でもある及川さんが、自らの40年近い編集者人生を記す内容。これは貴重な記録になりそうだ。

私の連載「樺太を訪れた歌人たち」も2年目に入った。
今回は「石榑千亦と帝国水難救済会(1)」。
地味な連載ですが、どうぞお読みください。

posted by 松村正直 at 10:22| Comment(0) | 短歌誌・同人誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。