2013年10月01日

歌集の後記

歌集を読んでいて、後記に書かれた文章に励まされることがある。
どんな歌人でも、やはり悩みながら、迷いながら歌を作っていたんだなあと感じる。
歌境は個性にもとづく特徴をもちながら年齢の推移に応じて変化してゆく。何時までも変化がないとしたら、それは流動進展がないのだからよろこぶべきことではあるまい。また周囲に反応してたえず変化するとしたら、それも神経が弱いといふことになるだらう。         佐藤佐太郎『形影』後記
私の作品はもう変心したものなのだらう。ただ、私は自分に課して悔いざらんとしたことが一つある。作者自らが自分の作品を信じないで誰が信じてくれるだらうかと言ふことである。           宮 柊二『晩夏』後記

posted by 松村正直 at 17:13| Comment(0) | 短歌入門 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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