樺太の水産物に関する本を読んでいたら、「鰊」「鱈」「鱒」「鮭」の次に「鱈場蟹」というのが出てきた。鱈場蟹??・・・「タラバガニ」か!
こんな漢字を書くとは知らなかった。タラバガニという言葉は何度も使っているけれど、それが「鱈場蟹」であったなんて。
広辞苑で調べてみると「主要漁場はベーリング海やカムチャツカの近海で、タラの漁場と重なるのでこの名がある」と書いてある。鱈場で獲れるから鱈場蟹。きっと鱈漁をしていると一緒に獲れるのだろう。
かつて、樺太では西海岸の真岡をはじめ各地にタラバガニの缶詰工場があったということだ。
2013年09月24日
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