2013年07月08日

「路上」126号

佐藤通雅の連載「宮柊二」は第17回。
宮柊二の戦中書簡に焦点を当てているのだが、軍事郵便という制度や検閲の問題にも触れていて、読み応えがある。

兵の士気の低下を防ぐために、野戦郵便局が設けられ、戦地から内地へ送る郵便は全て無料であったこと、兵は日記を付けることも奨励されたことなど、実に興味深い。

今回、「一兵意識」という言葉も出てくるのだが、これはもちろん
おそらくは知らるるなけむ一兵の生きの有様をまつぶさに遂げむ 『山西省』

へとつながっていくものだろう。この歌については、以前からいろいろ調べていることがあるので、いずれ何かに書きたいと思う。

posted by 松村正直 at 17:28| Comment(0) | 短歌誌・同人誌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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